| ゲーム名称 | チャンスラー |
| メーカー | 朝日産業 株式会社 |
| 製造年 | 昭和53年 (1978年) |
| 本体寸法 | 幅:510mm、奥行:305mm、高さ:870mm (本体のみ) |
| 使用電源 | AC100V 50/60Hz |
| 消費電力 | 11W |
| コインセレクター(10円) | 自社製 |
当時は珍しかった直立型クレーンで、筐体の奥行もクレーンゲームにしては薄型なので、
よく駄菓子屋に設置された。メーカーも駄菓子屋への設置を意識して作ったものと思われる。
現在では数社から1プレイ100円の直立小型クレーンゲームが出ているが、
それより以前に、1プレイ10円で遊べるクレーンゲームが駄菓子屋には存在した。ゲーム内容は1次元操作のクレーンゲームで、押しボタン一つで操作する。 駄菓子屋に設置されている場合は、当然の事ながら、 安い駄菓子や売れ残りの小物おもちゃなどが景品として入れられている。 |
「チャンスラー」と名前が入ったアクリル板は経年のため白く変色してしまっている。
傷みが目立つ筐体は、風雨に曝されたせいもあるが、クレーンゲームであるがために、
叩かれたり揺すられたりして、傷みが進んだものと思われる。
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10円から30円くらいの安い駄菓子が入れられている。
駄菓子屋に置いてあるクレーンはこうでなければいけない。
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ボールチェーンで吊られているクレーン。
クレーンの移動ルートは、右側に写っているランプの台座を中心に、半円形に動く。
赤いランプは、動作中点灯している。
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10円投入口と押しボタンのシンプル構成。
操作方法は、10円を投入後、ボタンを押してる間クレーンが動き、
放すとクレーンの動きが止まり、その場ですくう動作をして、
自動的にスタートの位置に戻ってきて、クレーンを開く。
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クレーンで取った景品は、この取り出し口に落ちてくる。
写真では見難いが、返しが付いていてイタズラされないようになっている。
また、そのためにあまり大きな景品は、せっかく取っても、取り出し口から出せなくなる。
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景品の追加は、筐体の横にある扉を開いていれる。
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