| ゲーム名称 | スペース シグナル |
| 製造年 | 昭和55年頃 (1980年) |
| 使用電源 | AC100V 50/60Hz |
| コインセレクター(10円) | 旭精工製 900/F37 |
このゲームは、パチンコ玉をコースに沿って、打ち進むタイプのゲームで、
コース上には動くヤクモノがあり、当時流行っていたインベーダーゲームをコンセプトにしている。ゲーム内容は、10円玉を入れると右下の玉出口から出てくる玉を、 4つあるレバーを使ってミサイル@からミサイルCまで打ち進めて、 ゴールである「インベーダーチャンス」に入れるというもの。 コース途中の「スペースチャンス」に玉が入ると、追加玉がでる。 また、スペースシグナルが点灯している時にインベーダーチャンスに玉が入るとラッキー賞(大当たり)、 点灯していない時にインベーダーチャンスに玉が入るとチャンス賞(ノーマル当たり)となり、 賞品券の払い出しが2系統ある。 |
ゲーム盤面およびゲーム盤面を遮蔽しているアクリル板には、
当時流行っていたインベーダーゲームをイメージしたイラストが印刷され、
盤面上のヤクモノもインベーダーゲームを意識した物が組み付けられている。また、この機体では取り外されているが、UFOなどを模った電動で動くヤクモノもあり、 当時の駄菓子屋ゲームの中では、凝った作りのゲーム機であった。 |
ミサイル@から打ち出された玉は、盤面左上のフィールドへ行き、
ミサイルAから打ち出された玉は、盤面右上のフィールドへ行き、
ミサイルBから打ち出された玉は、盤面右下のフィールドへ行き、
ミサイルCから打ち出された玉は、盤面左下のフィールドへ行き、
盤面上のヤクモノに入ると、次のミサイルにワープしたり、追加玉が出たりする。
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コースのレイアウト上、ミサイルCからミサイル@に戻す事もできるが、リスクは高い。
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ゲームタイトル「スペース シグナル」がアクリル板に印刷されている。
その裏側には、バックライトとして蛍光灯があり、ゲームタイトルを照らし出している。
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コインセレクターは、経済的で軽量コンパクトなアルミ製セレクター旭精工900/F37を採用。
駄菓子屋ゲームでは良く使われるモデルのコインセレクターである。
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ゲームのインストラクションは、ゲーム盤面を遮蔽しているアクリル板に内側から印刷されている。
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10円玉を入れるか、スペースチャンスに玉が入ると、この玉出口から玉が出てきて、
ミサイル@から、ゲームスタートとなる。
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経年により、錆びで黒ずんだレバー。
錆びてはいるものの、使用され続けているため、渋味のある黒錆びとなって風格が滲み出ている。
レバーの付け根のところには、丸いプレートがあった痕跡が見受けられる。
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インベーダーチャンス(ゴール)に玉が入ると、賞品券が払い出される。
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